運営情報
SAUNARIO(サウナリオ)は、誰でも安心して使えるサウナを、一台一台手づくりでお届けしているブランドです。設計から製作、納品、アフターケアまで、大工としての知識と経験を活かしながら、すべての工程に責任を持って取り組んでいます。岐阜と静岡、ふたつの拠点をベースに、お客様の声に寄り添いながら、より良いサウナを追求し続けています。

松本 健吾(まつもと けんご)
サウナリオの松本健吾と申します。私は今も現役の大工として、住宅や施設の施工・修繕・リフォームに携わっています。木と向き合い、現場で汗を流す日々のなか、ある日ひとつの転機が訪れました。
それは、とあるお客様からの一言でした。
「松本さん、うちにサウナを作ってくれませんか?」
最初は驚きました。家や家具をつくる仕事はしていても、サウナはまったく未知の世界。それでも、話を聞くうちに「高齢者でも安心して入れるサウナがほしい」という強い想いがひしひしと伝わってきました。市販のサウナはサイズが合わなかったり、熱すぎたり、設置のハードルが高かったりと、現場では使いこなせないものが多かったそうです。
正直、迷いました。「大工がサウナをつくるなんて変じゃないか?」「採算が合うのか?」
でも、お客様が真剣に悩んでいた姿が忘れられず、「じゃあ一度、やってみます」と返事をしたのが、すべての始まりでした。
そこからは、サウナについてゼロから勉強する日々。構造、安全性、素材、温度管理、施工環境…。日本だけでなく海外の情報も集め、必要なら専門家に話も聞きました。もちろん最初はうまくいかず、温度が思うように上がらなかったり、木材が反ってしまったり、トライ&エラーの連続でした。
それでも、「松本さんに頼んでよかった」と言ってくださる声に支えられながら、少しずつ改良を重ね、ようやく「これは本当に使える」と思えるサウナがかたちになりました。
今では、施設や個人のお客様から、「安心して使えるサウナをつくってほしい」とご依頼をいただくようになり、私の仕事は「サウナをつくる大工」へと変わっていきました。
私がつくるのは、大きくて派手なサウナではありません。そこにいる人、使う人に合わせた、ちょうどいいサウナです。スロープをつけたり、手すりの位置を考えたり、搬入経路に合わせてサイズを変えたり。
「誰が」「どこで」「どう使うのか」を聞いてから設計し、製作しています。
大量生産ではできない、小さな手仕事かもしれません。でも、このサウナが誰かの生活のなかで、ホッとする時間をつくれるなら、それ以上の幸せはありません。
これが「サウナリオ」のはじまりであり、私のものづくりの原点です。これからも、使う人のそばに寄り添うサウナを届けていきます。
運営情報
ブランド名 | SAUNARIO/サウナリオ |
代表者 | 松本 健吾 |
岐阜BASE | 〒501-2506 岐阜県岐阜市山県岩南354-2 |
静岡BASE | 〒438-0086 静岡県磐田市見付2426-50 |
電話番号 | 0538-40-9176 |
メール | dsupport@saunario.jp |