サウナ初心者さん必見!サウナの基本から楽しみ方まで徹底解説

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サウナって、なんだか気になるけど…ドキドキしますよね?

「最近、テレビやSNSで『サウナ』ってよく見かけるし、『ととのう』なんて言葉も聞くけど、一体どんな感じなんだろう?」そんな風に、サウナにちょっと興味が湧いているあなた。でも、いざ行ってみようかなと思うと、「熱いのは苦手かも」「独特のルールとかありそうで、なんだか難しそう」なんて、不安な気持ちがあるかもしれません。

実は、何を隠そう、この記事を書いている私も、最初はそうだったんです。「サウナって苦行なんじゃないの?」なんて思っていたくらい(笑)。

もしあなたがサウナに対して「気になるけど、ちょっと怖いな」と感じているなら、この記事はきっとお役に立てるはず。サウナの基本的な知識から、初心者さんが安心して楽しめるステップ、そして知っておきたいマナーまで分かりやすく解説していきますね。読み終わる頃には、「よし、週末はサウナに行ってみようかな!」なんて、ワクワクした気持ちになっているかもしれません!

まずは知りたい!サウナってどんないいことがあるの?~初心者さん向けサウナの魅力3選~

まずは「サウナって具体的にどんないいことがあるの?」という疑問にお答えしていきましょう!もちろん、サウナの魅力は語り尽くせないほどたくさんあるのですが、ここでは特に初心者さんに「おっ!」と思っていただけそうなポイントを3つに絞ってご紹介しますね。

心も体もスッキリするリフレッシュ感

まず一つ目は、なんといってもあの 心も体もスッキリするリフレッシュ感です!毎日のお仕事や家事で、なんだか体が重たいな、頭がシャキッとしないな、なんて感じることはありませんか?

サウナでじっくり温まって汗をかくと、不思議と体の芯から軽くなるような感覚があるんです。心と体にたまった余計なものを、汗と一緒に洗い流してしまったみたいに。サウナから出た後の、あの爽快感は一度味わうとクセになるかもしれません。

質の高い睡眠

そして二つ目の魅力は、「あれ?なんだか最近よく眠れるかも?」 といううれしい変化。忙しい毎日を送っていると、夜になってもなかなか寝付けなかったり、眠りが浅かったりすることってありますよね。サウナで体が温まり、その後の休憩でリラックスすることで、心地よい眠りにつきやすくなると言われているんです。質の高い睡眠は、次の日の元気にも繋がりますから、これは見逃せないポイントですよね。

肌のケア

最後に、三つ目としてお伝えしたいのは、お肌にも嬉しいことが期待できるかも?という点です。サウナで体が温まると、血の巡りが良くなるのをサポートしてくれると言われています。そうすると、お肌に必要な栄養が届きやすくなったり、老廃物が流れやすくなったりするお手伝いをしてくれるかもしれません。サウナ上がりには「なんだかお肌の調子がいいかも?」なんて感じる方もいます。

もちろん、これらはあくまでサウナの魅力の一部。人によって感じ方や効果はさまざまですが、「なんだか良さそうだな」と思っていただけたら嬉しいです。

これで安心!サウナの基本的な入り方~完全ステップガイド~

さあ、いよいよサウナの扉を開ける準備です!「なんだか緊張するなぁ」なんて思わなくても大丈夫。これからお話しする基本的なステップを頭の片隅に置いておけば、初めてのサウナもきっとリラックスして楽しめます。

まずは水分補給とかけ湯を忘れずに

サウナ室に入る前にとっても大切なのが、水分補給です。サウナではたくさんの汗をかくので、あらかじめしっかり水分を摂っておくことで、脱水を防ぐことができます。お水やスポーツドリンクなどがおすすめです。

そして、浴室に入ったら、いきなりサウナ室へ直行!ではなく、まずは「かけ湯」をしましょう。これは、体の汚れをさっと洗い流すためと、サウナの熱さに体を少し慣らすための大切な準備運動のようなものです。足元から順に、優しくお湯をかけてあげてください。

いざサウナ室へ!座る場所と時間のポイント

体の準備ができたら、いよいよサウナ室へ入ってみましょう。扉を開けると、ふわっと熱気が感じられるはず。サウナ室の中は、座る場所によって温度が違うことが多いんです。一般的に、熱い空気は上にいくので、上段の方が温度が高く、下段の方が少し低くなっています。

初めての方は、まずは下段の、扉に近い場所など、比較的温度が低く感じられる場所から試してみるのがおすすめです。

そして、サウナ室にいる時間ですが、これも無理は禁物。最初は5分から10分くらいを目安に、「ちょっと熱いかな」「汗が出てきたな」と感じるくらいで十分です。「せっかくだから長く入らなきゃ!」なんて思う必要は全くありません。もし「熱い!」と感じたら、我慢せずに自分のタイミングでサウナ室から出てくださいね。それが一番大切なことです。

クールダウンが鍵!汗を流して、いざ水風呂へ

サウナ室で心地よく汗をかいたら、次は水風呂・・・の前に、まずはかいた汗をシャワーなどでさっと流しましょう。これは、次に水風呂に入る人のため、そして自分自身のためにも大切なマナーです。

そして、いよいよ水風呂!最初はびっくりするかもしれませんが、この水風呂がまた、サウナの気持ちよさを引き立ててくれるんです。でも、いきなりザブン!と入るのではなく、まずは足先からゆっくり、次に手、そして体へと、かけ水をして体を慣らしていくのがポイントです。

心臓に遠いところから徐々に慣らしていきましょう。

もし「やっぱり水風呂はハードルが高いな」と感じたら、無理に入る必要はありません。冷たいシャワーを浴びるだけでも、十分にクールダウンできます。

至福のひととき!ゆったり休憩で「ととのう」準備

そして、この次がとても気持ちいい時間、「休憩タイム」です。サウナで温まり、水風呂でキュッと冷えた体を、今度はゆっくりと休ませてあげましょう。浴室内や、もしあれば外気浴スペースの椅子などに腰掛けて、リラックス。この時、体はポカポカしているのに頭はスッキリ、なんだか体がふわふわと軽くなるような、不思議で心地よい感覚に包まれることがあります。

これが、よく言われる「ととのう」の入り口かもしれませんね。休憩中も、こまめに水分補給を忘れずに。

何セット繰り返す?自分に合ったサイクルを見つけよう

この「サウナ室に入る→汗を流す→水風呂(または冷水シャワー)→休憩する」という一連の流れを、1セットと考えます。

初心者さんは、まずこの1セットをじっくり味わってみて、体調が良ければ2セットから3セットくらい試してみるのがおすすめです。これもあくまで目安。一番大切なのは、周りの人に合わせるのではなく、ご自身の体調としっかり相談すること。「気持ちいいな」と感じる範囲で、無理なく楽しむのが、サウナと長く付き合っていくコツですよ。

サウナデビュー!これだけは持っていきたい基本の持ち物リスト

さあ、サウナの入り方もバッチリ頭に入ったところで、次はいよいよ持ち物の準備ですね!「何を持っていけばいいんだろう?」と迷ってしまうかもしれませんが、大丈夫。基本のアイテムさえ押さえておけば、初めてのサウナも安心して楽しめます。

最近は手ぶらで行けるサウナ施設も増えていますが、自分で用意しておくとより快適に過ごせることもあります。

タオル

まず、絶対に忘れてはいけない基本中の基本は、タオルです。サウナではたくさんの汗をかきますし、お風呂上がりにも使いますからね。体を拭くためのバスタオルと、汗を拭いたり、サウナ室で顔を覆ったりするのに便利なフェイスタオルの2種類があると安心です。もちろん、多くの施設でレンタルもできますが、お気に入りのタオルを持参するのも気分が上がっていいかもしれませんね。

飲み物

次に大切なのが、こまめに飲むための飲み物です。先ほどもお話しした通り、サウナでは想像以上に水分が失われます。脱水を防ぐためにも、お水やスポーツドリンクなど、自分で飲みやすいものを用意しておくと安心です。施設によっては浴室内に冷水機があったり、飲み物を販売していたりするところもありますが、事前に確認しておくと良いでしょう。

着替え

そして、サウナとお風呂をたっぷり楽しんだ後には、さっぱりとした着替えも必要ですね。汗をかいた服をまた着るのは嫌ですからね。下着や靴下も忘れずに準備しましょう。

ここまでは、サウナに行くならぜひ用意しておきたい基本的なアイテムたちでした。ここからは、「あるとサウナがもっと快適に、もっと楽しくなるかも!」という、プラスワンの便利グッズをいくつかご紹介しますね。

サウナハット

最近よく見かけるようになった「サウナハット」は、サウナの熱から髪の毛や頭皮、そして耳を守ってくれる優れものです。熱でのぼせにくくなる効果も期待できるので、よりリラックスしてサウナを楽しみたい方には特におすすめですよ。おしゃれなデザインのものもたくさんあるので、お気に入りを見つけるのも楽しいかもしれません。

サウナマット

また、衛生面が気になる方や、サウナ室のベンチが熱く感じるのが苦手な方には、「サウナマット」も便利です。自分専用のマットを敷けば、より快適に座って過ごせますよね。折りたためるコンパクトなものも多いので、持ち運びもそれほど苦になりません。

バッグ

他にも、濡れたタオルや小物をちょっと入れておくのに便利な防水の小さなバッグやポーチがあると、浴室内の移動もスムーズです。そして、サウナの後は毛穴が開いてスキンケア用品の浸透が良くなるとも言われていますから、お気に入りのスキンケア用品を持参して、お肌にご褒美をあげるのも素敵ですね。

もちろん、これら全てを最初から揃える必要はありませんよ。まずは基本の持ち物でサウナを体験してみて、「次はあれも試してみようかな」と、少しずつ自分に合ったアイテムを見つけていくのも、サウナの楽しみ方の一つかもしれませんね。

これだけは守りたい!みんなが気持ちよく過ごすためのサウナマナー集

さあ、これであなたもサウナの入り方や持ち物はバッチリですね!最後に、みんなが気持ちよくサウナ時間を過ごすために、ぜひ心に留めておいてほしい「サウナのマナー」についてお話ししましょう。難しく考える必要はありません。周りの人へのちょっとした心配りが、極上のリラックス空間を作り出す秘訣なんです。

静寂を楽しむ

まず、サウナ室の中では、できるだけ静かに過ごすことを心がけてみてください。サウナは、熱さと向き合い、自分自身の感覚に集中する特別な場所。お友達と一緒だとついおしゃべりが弾んでしまうかもしれませんが、サウナ室ではそっと目を閉じたり、じんわりと汗をかくのを感じたり。そんな静かな時間を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。お話は、サウナから出た後の休憩スペースなどでゆっくり楽しむのがスマートです。

場所取りはスマートに

次に、サウナ室や休憩スペースでの場所取りは控えめにしたいところです。特に混んでいる時など、自分のタオルや荷物を置いたまま長時間その場を離れてしまうと、他の人が使えなくて困ってしまいますよね。譲り合いの気持ちを持って、みんなが快適に過ごせるようにしたいものです。

汗を流してから水風呂へ

そして、サウナ室でたっぷり汗をかいた後、水風呂へ向かう前には、シャワーなどでしっかり汗を流すのが大切なエチケットです。これは、次に水風呂を使う人への配慮であり、清潔な水風呂を保つためにも重要なことです。

潜るのはNG

水風呂に入る時ですが、気持ちいいからといって、頭までザブンと潜るのは基本的にNGとされている施設が多いです。髪の毛が水に浸かるのを快く思わない方もいらっしゃいますし、衛生面での配慮からも控えましょう。施設によってはルールが明記されていることもありますので、事前に確認しておくと安心ですね。

何よりも大切!自分の体調と相談を

もちろん、ここまでお話ししてきたこと以外にも、基本的なこととして、体調がすぐれない時や、お酒を飲んだ直後のサウナは避けるようにしましょう。これはご自身の体を守るための、何よりも大切なマナーと言えるでしょう。無理せず、安全に楽しむことが大前提です。

どれも難しいことではありませんよね。周りの人を思いやる気持ちがあれば、自然とできることばかりだと思います。みんなで心地よいサウナ空間を作って、最高のリフレッシュタイムを満喫しましょう!

初めてのサウナ、どこへ行く?施設選びのちょこっとアドバイス

さあ、サウナの魅力も、入り方も、マナーもバッチリ!となれば、いよいよ「どこのサウナに行ってみようかな?」とワクワクしてきますよね。でも、たくさん施設がある中で、初めての場所を選ぶのは少し迷うかもしれません。ここでは、サウナデビューにぴったりの施設を見つけるための、ちょっとしたヒントをお伝えしますね。

初心者さんに優しい施設って、どんなところ?

まず注目したいのは、サウナ室の温度設定です。サウナと一口に言っても、カラカラに熱いドライサウナから、比較的温度が低めで湿度が高いマイルドなサウナまで様々。初めてなら、あまり温度が高すぎない、じっくりと体を慣らせるようなサウナがあると安心ですよね。施設によっては複数のサウナ室がある場合もあるので、事前にホームページなどで確認してみるのがおすすめです。

次に気になるのが、水風呂の温度ではないでしょうか。「冷たいのが苦手」という方も多いですよね。キンキンに冷えた水風呂が売りの施設もありますが、初心者さんには、水温がそれほど低くないところや、水流や泡(バイブラ)がなくて穏やかに入れる水風呂の方が、無理なくチャレンジしやすいかもしれません。もちろん、前にお話ししたように、無理に水風呂に入らなくても大丈夫です!

そして、サウナの醍醐味ともいえる休憩スペースの充実度も大切なポイントです。特に、外の空気に触れながら休憩できる「外気浴スペース」があると、最高に気持ちがいいんです。座り心地の良い椅子が置いてあったり、静かでリラックスできる空間だったりすると、サウナの後の至福の時間をより満喫できます。

手ぶらでもOK?アメニティやレンタル品もチェック!

持ち物のところでも触れましたが、アメニティが充実していたり、タオルやサウナマットなどのレンタル品が揃っていたりする施設は、初心者さんにとって心強い味方です。「とりあえず一度試してみたい」という時に、気軽に足を運べますよね。シャンプーやコンディショナー、ボディソープはもちろん、化粧水などのスキンケア用品まで置いてある親切な施設も増えています。

まずは身近なところから探してみよう!

「じゃあ具体的にどこに行けばいいの?」と迷ったら、まずはお近くのスーパー銭湯や日帰り温泉施設から探してみるのがおすすめです。比較的利用しやすく、サウナ以外の設備(大きなお風呂や食事処など)も充実していることが多いので、サウナ体験と合わせて一日ゆっくり楽しめるかもしれません。

最近では、周りを気にせず自分のペースでサウナを楽しめる「個室サウナ」や「プライベートサウナ」も人気が出てきています。少し料金は上がるかもしれませんが、「初めてだから、まずは一人でじっくり試してみたい」という方には、ぴったりの選択肢かもしれませんね。

大切なのは、最初から完璧を目指さず、「まずは体験してみよう!」という気軽な気持ちで選んでみること。色々な施設を巡ってみるうちに、きっとあなたのお気に入りのサウナが見つかるはずです。

あなたもサウナの世界へ!

ここまで、サウナの基本的な知識から入り方、マナー、そして施設選びのヒントまで、盛りだくさんでお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?「サウナって、なんだか気になるけど、ちょっと難しそう」と感じていた方も、少しはサウナのことが身近に、そして「なんだか面白そう!」と思っていただけていたら、とっても嬉しいです。

最初は誰でもドキドキするもの。もしかしたら、初めてサウナ室のドアを開ける瞬間は、ちょっとだけ勇気がいるかもしれません。でも、この記事でお伝えしたステップやポイントを思い出していただければ、きっと大丈夫。一度あの心地よさを体験したら、「もっと早く行ってみればよかった!」なんて、サウナの魅力にすっかりハマってしまうかもしれません。

今回ご紹介したのは、あくまでサウナを楽しむための基本的な入り口です。サウナの世界はとっても奥深く、いろいろな種類のサウナがあったり、サウナ後の美味しい「サウナ飯」を楽しんだり、自分なりの「ととのう」を探求したりと、楽しみ方は無限大に広がっています。

ぜひ、まずは気軽に第一歩を踏み出して、あなただけのサウナの楽しみ方を見つけてみてくださいね。そして、日々の暮らしの中に、心と体が喜ぶサウナライフを取り入れてみてください。

松本健吾(まつもとけんご)

私たちは誰でも安心して使えるサウナを、一台一台手づくりでお届けしているブランドです。設計から製作、納品、アフターケアまで、大工としての知識と経験を活かしながら、すべての工程に責任を持って取り組んでいます。岐阜と静岡、ふたつの拠点をベースに、お客様の声に寄り添いながら、より良いサウナを追求し続けています。

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